顔のたるみの原因
・皮膚の弾力性の低下によるたるみ
皮膚の中にはヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、繊維芽細胞など、肌の弾力を保つ働きをする物質が存在しています。
赤ちゃんや子どもの肌にハリや弾力が強いのは、上記の物質の結合力が強いためですが、20歳をピークに結合力は少しづつ弱くなっていくため、肌のハリの低下やたるみが気になるようになります。
・筋肉や骨の衰え
加齢に伴い変化が起こるのは皮膚だけではなく、皮膚を支えている筋肉や骨、脂肪にも加齢とともに痩せてくる現象は生じています。
皮膚全体を支えている筋肉や骨のボリュームが低下することで、皮膚全体を支えとなっているものが減少してしまうため、皮膚の形状が崩れた結果、影ができ、しわやたるみが生じていきます。
・紫外線による原因
紫外線は、シミができるとお思いの方も多いですが、たるみの原因にもなります。
紫外線にはUVA波、UVB波の2つの波長が存在しています。
UVA波により皮膚の内側の真皮にダメージが加わり続けると、真皮内のコラーゲン、エラスチン、繊維芽細胞がダメージを受けてしまい、肌の弾力の低下、たるみにつながってしまいます。
顔のたるみの対策
・表情筋を鍛える
表情筋を鍛える顔のエクササイズをしましょう。
とくに目の周囲にある眼輪筋を使うエクササイズがおすすめ。
軽く目を閉じ、おでこや眉間にシワができないように最初よりも強く目を閉じるのを繰り返します。
・血行をよくする
適度な運動、ストレッチやマッサージ、ヘッドマッサーチもおすすめです。
・紫外線対策をする
紫外線は例年4月ごろから上昇し、8月ごろピークを迎えます。意外と春先の紫外線も強いため、4月ごろから紫外線対策をしておくとよいでしょう。
たるみケアとして紫外線対策をするときは、PA+++~PA++++の日焼け止めクリームを選ぶのがおすすめです。